父の日の贈り物 60代の父へ旅行をプレゼント

引退した60代の父への父の日のプレゼント。
時間のゆとりができたお父さんには嬉しいプレゼントだと思います。
それに、60代前半は、まだまだ体力があります。

旅行のプレゼントを喜んでもらえた例を2件ご紹介します。

◆旅行のプレゼント 箱根温泉に出かけ家族で楽しい時間を◆

38歳の女性。ちょうど還暦を迎えた実父へ箱根温泉旅行をプレゼントしました。

家族のために定年まで一生懸命に働いてくれた父親。姉と「何かしたいよね」と話していました。そんな頃、父が遠方の叔父のお墓参りに行くことを知りました。今までの父の苦労に感謝し、ゆったりした時を楽しんでもらいたいと思い、姉と一緒に父にお墓参りをかねた家族旅行を提案しました。

日ごろ、何か欲しい物があるか尋ねても「俺のためにお金を使うな。自分の将来のために貯めておけ。」と言うような父です。そんな父も、家族みんなで楽しめる旅行はとても喜んでくれました。

行き先は箱根。いつもしっかり準備して計画を立てて行動する父は、今回も事前調査に余念がありません。父が旅行を楽しみにしてくれていることが伝わってきて、私も姉も嬉しく思っていました。道中で富士山を見ることも楽しみにしていることのひとつでした。

父は今回の旅行をほんとうに喜んでくれました。車で出かけた道中で渋滞になっても雨が降っても終始上機嫌でした。夕食の時はさらに上機嫌となり、豪勢な料理の数々を何度も写真に撮っていました。家族が「そんなに撮ってどうするの?」と笑いながら言うと、父は「せっかくだから撮るんだよ」とお酒で赤らんだ顔には満面の笑みが浮かんでいました。

ところで、かんじんの富士山は天候がいまいちの曇り空で、旅館の部屋からは見えませんでした。けれども、帰路の途中、少しずつ雲が晴れてきました。「もしかしたら富士山が見える地点があるかもしれない」と、いろんなルートを通ってみました。あの時、家族みんなが「家族みんなで富士山を見たい」という願いでひとつになっていたと思います。

そして、たまたま立ち寄った休憩茶屋から帰ろうと駐車場に向かった時、父が「あぁ!見えた!見えたぞ!」とさけびました。そこには端から端まで据え広がった雄大な富士山がありました。
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私たちは「あ~富士山だ~大きいね~。」と繰り返していました。家族みんなで縁起の良い風景を見られて、父のみならず、私たちも大きな感動を覚えました。

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この旅行の間、父が楽しそうに、いつもより笑顔も多く、饒舌だったのを覚えています。今回は、ものが残るプレゼントではありませんでしたが、父の心にも私たち家族の心にもすばらしい思い出が残りました。とても良いプレゼントができたと思います。

◆還暦祝いをかねて アメリカ行きチケットを◆

私は35歳の男性で、妻と子ども2人と実家の近くで暮らしています。父は退職する数年前から母と別居をしており、60歳の現在、一人で生活しています。

父の趣味は読書でした。多くの時間を会社で過ごし、自宅では家事と私たち子どもの世話に追われていましたが、特別に趣味を持たず、空いた時間にはよく本を読んでいました。その父のお気に入りの一冊に『ムーンパレス』というアメリカ文学がありました。父はことあるごとに、『ムーンパレス』の話をしては、いつか舞台となったアメリカに行きたいと言っていました。

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けれども当時の父には、アメリカに旅行するなんて時間の余裕も精神的な余裕も無かったように思います。私がその『ムーンパレス』という本を実際に読んだのは、父が退職する1年か2年前になります。ふとした時に古本屋で見かけ、読んでみたのです。私も少しは父の気持ちが分かるかもしれないと思ったのかもしれません。本の内容は確かにすばらしく面白いものでした。アメリカのニューヨークを舞台として、主人公が自分を見つめ直すという内容のものでした。父も主人公を真似て、今までの自分を見つめ直す時間が欲しいと思っているかもしれないと感じていました。

そこで私は、長年仕事一筋で勤めあげてくれた父の退職祝いにアメリカまでの航空券をプレゼントしました。アメリカ行きの航空券はインターネットで購入しました。父を自宅に招き、兄弟を集め、妻や子どもたちも交えてアメリカ行きの航空券を手渡しました。

父はたいへん驚いたようで、顔をほころばせて本当に嬉しそうにしてくれました。その後、私たちに日程もつげず、1人でアメリカに渡ったようです。帰国時には何と、別居していた母を連れて私の家にお土産を持ってきてくれたのです。父は小説の舞台となったニューヨークを訪れ、これまでの半生を見つめ直し、いくらか考え方が変わったようなのです。帰国すると、別居していた母に連絡をとり、思いの丈をぶつけて仲直りに至ったようです。

今回の父の日のプレゼントが、おもいがけない結果をもたらしてくれました。父のためにほんとうに良い贈り物ができたと思っています。

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