ムカデに噛まれた時の症状と応急処置

気持ち悪くて嫌ですが、万一ムカデに噛まれてしまったらどうすればいいのでしょう!?

ムカデの姿を家の中で目にしたら、絶対噛まれたくないですが、
噛まれたときにどうすれば良いのか、
あらかじめ知っておくことがたいせつです。

噛まれると、どんな症状が出て、応急処置はどうすれば良いのかまとめました。

ムカデに噛まれたときの症状は?

ムカデは、針で刺すのではなく噛むのが特徴です。
そして、噛む際に毒を出します。

また、噛まれる際に針で刺されたような痛みが走ります。

噛まれた後も強い痛みがあります。
赤く炎症を起こしたて腫れ、かゆみもともないます。

ムカデに噛まれたときの症状
・激しくズキズキうずくような痛み

・しびれ

・赤く腫れる

・かゆみ

注意しなければならないのは、2度目に噛まれたときに起こる アナフラキシーショックです。

アナフラキシーショックは、1回目はそれほどの症状がなくても、2回目に毒が体に入った際に、非常に強烈な症状が出てひどい場合は死に至ります。

ムカデの毒はハチ毒に似ていると言われるので、過去にハチに刺された経験を持つ方は、ムカデに噛まれるのが初めてでも要注意です。

アナフラキシーショックを引き起こした場合は、一刻も早く処理をしてもらわなければなりません。迷わず医者に行く、もしくは救急車を呼ぶ、など迅速な対処が必要です。

アナフラキシーショックの症状
・激しい痛みや痒み

・しびれ・灼熱感・腫れ・発疹・紅斑など

・頭痛・発熱・嘔吐・めまい

・動悸が激しくなる

・気管支が腫れて呼吸ができなくなる

などの症状があり、軽いものから重症まで個人差が激しく出ますので、
あなどらず、急いで処置をしなければなりません。

受診する科は、皮膚科が一般的ですが、
緊急を要する場合には、外科や内科でも処置をしてくれます。

ムカデに噛まれた場合の応急処置は?

ムカデに噛まれたら43℃以上のお湯で洗い流す

ムカデの毒はタンパク質の酵素毒。
この毒は、43℃以上で変性して毒性が弱まります。

したがって、43℃以上の熱いお湯をかけながら洗い流すようにします。
それによって、腫れや痛みかゆみを抑える効果があります。
(43℃のお風呂に入るのではありません! 43℃以上のシャワーをかけます。)

40℃以下のぬるいお湯は毒の酵素活性が増す

このお湯がぬるいと、かえって痛みかゆみ腫れをひどくしてしまいます。
適度な温かさだと、毒の酵素活性が高まり痛みが増大してしまうのです。

20分くらいかけて、熱いお湯でしっかりと酵素毒の活性を抑え、
なおかつ、洗い流してしまうようにしましょう。

シャンプーまたは石鹸で洗い流す

ムカデ毒を洗い流す際には、シャンプーもしくは石鹸を使ってしっかり洗い流すようにしましょう。

ムカデ毒を洗い流した後で薬を塗る

必ず毒を洗い流してから薬を塗るようにしましょう。

おすすめの薬は、ステロイド剤が入っている薬
局所麻酔効果成分が入っている薬 です。

ベトネベート軟膏には、市販薬ながらステロイドが入っていますので、何かと便利な薬です。
何かあったときのために、日ごろから薬箱に常備しておくと良いかもしれません。

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痛みがひどい場合は、解熱鎮痛剤の服用も効果があるようです。

ただ、痛みがひどい場合や、
悪寒・頭痛・吐き気などの全身症状がある場合は、
やはり皮膚科を受診したほうが良いと思います。

ムカデに噛まれた時にしてはいけないことは?

ムカデに噛まれた時の応急処置として、してはいけないことがいくつかあります。

冷やさない

口で毒を吸い出さない

毒を絞り出さない

キンカンは使わない

ムカデに噛まれたら冷やしてはいけない

炎症は冷やすことで抑えることができます。
また、冷やすことで毒の拡散を抑制することができます。

けれども、ムカデの毒の場合は冷やすことで激痛が倍増し、悲惨なことになるようです。
ムカデの毒はたんぱく質で酸性のため、
温めることで毒の成分を熱変換するほうが良い結果がでるという口コミが多いようなのです。

ムカデに噛まれた場合は、決して冷やさないようにしましょう

ムカデに噛まれたら毒の吸出しはしない

ムカデに噛まれたとき、口で毒の吸い出しをすると、ムカデの毒が口の中に入ってしまいます。
ムカデの溶血性の毒を食べているのと同じですので、絶対にしないようにしましょう。

ムカデ毒を口で吸ってしまうと、

悪寒

嘔吐

気道閉塞

口内の腫れ

といった症状が出る危険がありますので、絶対にやめましょう。

ムカデに噛まれたら毒を絞り出そうとしない

ムカデはハチのように針で刺して毒を注入するのではなく、
皮膚に傷をつけて、毒腺から毒を出して塗り付けています。

皮膚に傷をつけるのは、大あごで噛んだり、肢(あし)の先の爪でひっかいたりするなどの方法で行います。

つまりほとんどが皮膚の表面に付着しており、皮膚の中のほうに注入されているわけではありません。絞り出す必要はまったくないのです。

必要もないのに絞り出そうとすることで、毒を皮膚の中のほうに擦りこんでよけいに腫れてしまいます。
絶対にやめましょう。

ムカデに噛まれたらキンカンは塗らない

キンカンというのは、有名な虫刺されのお薬のことです。

キンカンには先のほうにスポンジがついていますね。
そのスポンジに容器の奥からお薬がしみだしてきて、皮膚に塗るしくみになっています。

けれども、この形状ですと、スポンジに毒を付着させ、患部周辺に塗り広げているだけ、ということになりかねません。スポンジそのものが、ムカデの毒に汚染されてしまいます。そのスポンジで塗りまわすと、他の部分にも毒を広げていってしまいます。

効果がないばかりか、患部を広げてしまいますので、絶対にやめましょう。

まとめ

頻繁にあることではないと思いますが、
万一のときのために、対処法を頭に入れておくのはたいせつなことですね。

わかりやすく応急処置法について解説している動画がありましたので、
ご参考に載せておきます。

もしものときは、痛みとかゆみに悩まされないよう
的確な処置をなさってください。

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