父の日のプレゼント 引退した父へ2

→父の日のプレゼント(引退した父へ)1

◆退院祝いをかねた父の日のプレゼント◆

小学生のうちは手紙をあげたり自分のお小遣いで小さいケーキを買ったりして父の日にささやかなプレゼントをあげていました。でも、結婚してからは毎年父の日が来る度に「いつもありがとう」「おつかれさま」と言葉を伝えるだけで、とくにプレゼントを渡していませんでした。私のほうもいまさらという照れもあり、父にとっても父の日を話題にするのは気恥ずかしい様子だったからです。

そんな私が何年かぶりに父の日のプレゼントをした年がありました。
それは、父が1ヶ月ほどの入院を終えて自宅に帰ってきた時です。
退院した日が父の日に近かったため、退院祝いと父の日のお祝いをかねることにしました。

とは言ってももともとサプライズが得意な方ではなく、何をしたら喜んでもらえるのか頭を悩ませていました。そんなとき、たまたま宅配寿司のチラシが目に留まりピンときたのです。

父はお寿司が大好きで特にまぐろが大好物です。かくいう私もまぐろが大好きです。そこで、父はいつも自分は遠慮して娘である私にたくさん食べさせてくれていました。「お父さんはお腹いっぱいだから裕子が食べなさい」という言葉に甘えて、私はいつもたくさんのまぐろをほおばっていました。でも、その遠慮が父の優しさだったということは子供ながらに感じていたと思います。
「大人になったらお父さんにまぐろをたくさん食べさせてあげたいな。」
と思ったこともあります。そんな子供のころのできごとがふと思い出されました。

マグロ尽くしのお寿司を父の日に贈る

退院祝いと父の日を兼ねた私からのプレゼントは父の好きなネタばかりのお寿司です。まぐろは赤身、中トロ、大トロを入れて桶の中は半分以上まぐろ尽くしで握ってもらいました。これでもかとまぐろを食べてもらいたかったからです。子供の頃の父の優しさへの感謝の気持ちもこめています。父に甘えていた幼い頃の思い出があってこそです。

家族みんなでお寿司を囲み、いざ桶の中身を父に見せると
「わあ!まぐろばっかり!」と驚いてくれました。
「お父さんまぐろ好きでしょ。父の日の感謝も込めてるんだよ。」と伝えると
「そうかそうか。」と喜んでくれました。
この日ばかりは遠慮せずにほんとうにおなかがいっぱいになるまで、たくさんまぐろを食べてくれました。

食べ物の贈り物は形こそ残りませんが、父の記憶にはしっかり残ってくれたと信じています。

◆父の日に黄色いバラを贈る◆

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34歳女性、父の日にプレゼントを贈る相手は67歳になる実の父親です。7年前に結婚をして家を出てから、離れて暮らす父に、せめてもの親孝行のつもりで、父の日のプレゼントを贈り続けています。

始めて数年は、酒豪の父が喜ぶように、ビールを贈ったり、グラス付きの焼酎・日本酒のギフトセット、またお酒に合うおつまみセットなどを贈ってきました。しかし2年前に癌を患ってしまった父は、大好きなお酒を控えるようになりました。そんな父の身体とこれからの健康を考えて、私は酒類を贈ることをやめました。

その代わりに庭いじりが趣味である父に、黄色いミニバラの鉢植えを送りました。大きさは幅約15センチ、高さ約30センチ、値段は送料込みでおよそ3500円です。長く楽しめるように、一部がつぼみになった状態のものを選びました。父の日の花といえば黄色いバラ。私も、黄色いバラを贈りました。

もともと日本ファーザーズ・デイ委員会という機関が、父の日のイメージカラーを黄色とし、「黄色いリボン賞」を設けたことによって、父の日に黄色い花を贈る風習が定着したそうです。また世界的に黄色は「身を守るための色」「命にかかわる大切な色」「愛と信頼と尊敬を表す色」として捉えられているそうです。父の日に贈るものとして相応しいように思われます。ちなみにバラの花言葉は「愛」「美」「清新」「幸福」とのこと。

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父は「花をもらう機会は、男の場合なかなかないので、とても嬉しい」と喜んでくれました。

鉢植えの花が咲き終わると、鉢から苗を取り出し、それを庭に埋め直してみたそうです。私は次の季節に咲くのか少々疑わしく思っていましたが、見事に咲いたそうです。二度父を喜ばせてくれた花を贈って、ほんとうに良かったと思っています。

その次の年は、お酒と同時にタバコを吸うことをやめた父が、すっかり甘党になってしまったとのことで、羊羹とお茶のセットを送りました。花より団子、これはこれでまた大変喜んでもらえました。

今年もまた何を贈ろうか、今から考え始めています。毎回郵送で贈っているプレゼントですから、もう少し子どもが大きくなって、長時間連れ出しやすくなったら、孫の顔を見せに行くことも兼ねて、直接プレゼントを渡し、はにかみながら喜ぶ父の顔を目前でおさめてきたいなぁと思っています。

◆退職した父におしゃれなセーターを贈る◆

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私は30歳女性です。5年前に結婚して家を出ており、父親とは現在離れて暮らしています。父親にプレゼントを渡すのは誕生日と父の日の年2回です。

会社勤めをしていた父のために、毎年誕生日にはブランド物のネクタイを送っていました。父の日の贈り物には正直なところ毎年とても悩みます。私の父親はお酒を飲まないし、ゴルフ等の趣味もありません。なのでプレゼント選びにはとても苦労します。これまで送ったものと言えば、甚平・少し高級なグラス・甘いお菓子といった具合です。

そんな父も60歳となり定年退職しました。週3日はアルバイトに行くようですが、家にいる時間が増えました。いろいろ悩んだ挙句、父の日に渡したのは赤のアーガイルのセーターです。

父はオシャレには何の関心もありません。家では、通販で安い物を色違いで数着購入し、着まわしているという状態です。これまでは、週5日はスーツを着ていたので気になりませんでしたが、アルバイトも私服ですし、私服がたくさん必要になることが予想されます。

また、これからは自由な時間が増えるので、父も何か趣味を持ってほしいと思いました。母親が旅行が趣味なので一緒に旅行に行ってはどうかなと考えました。旅行に行くときに着られる、それなりの服があれば行きやすいかなと思い、高かったですがブランドものを思い切って購入しました。

土日を使って父親に直接渡しに行きました。袋を開けて、父より先に母が「派手だけどきれいな色だね」と喜んでくれました。父も「年の割に派手じゃないかな」と照れ臭そうでした。母に「年を取ってからこそ派手なものが似合うのよ」と言われていました。「これをどこに着て行こうかな」と言うので、母親と旅行にでも行ってはどうかなと提案してきました。
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そして年末になり、母親からメールが送られてきました。道後温泉に行ったと思われる写真付きでした。そこには父と母が並んで映っており、父は私がプレゼントした赤のアーガイルの服を着てくれていました。とても似合っていました。あの服を着ないといけないね、という話を父と母でしたことで、旅行に行く計画を立てることにしたそうです。あの服を渡したことがきっかけで二人仲良く旅行に出かけてくれたことにとてもうれしく思いました。これからも父にはお出かけ用の服をプレゼントしていこうと思います。

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