タイの食事は、どこで食べてもおいしいのですが、日本との違いにとまどうこともあります。
タイの料理事情やマナーなどを知っておくと、びっくりせずにタイ料理を堪能することができますね。
目次
日本人の知らないタイ料理のマナー
タイでお料理を食べるとき、マナーに敏感になる必要はありません。
もともと海外からの観光客が多いお国柄ですし、おおらかなタイの方は細かいことは気にしません。
ですから、神経質になる必要はありませんのでご安心を。
タイ料理の基本的なマナーや注意点
タイ料理の基本のテーブルマナー
右手にスプーン、左手にフォークを持って食べるのが基本です。
また、食器は手に持って持ち上げることはしません。
日本人はごはん茶碗やお味噌汁のお椀を持つ習慣がありますが、海外では、食器を持ち上げないのがマナーという国が多いので、この持ち上げない方式に慣れておくといいですね。
コップ以外の食器は手に持たない
コップ以外の食器は、直接口につけない
他に日本と異なるのは
麺類を食べるときにも音を立てない
という点でしょうか。
ファークで食べ物を突き刺さない
というのも覚えておいたほうがいいマナーです。
タイのレストランや食堂は全面禁煙
オープンエアのお店は別ですが、タイのレストランや食堂、フードコートなどは全面禁煙となっています。
しかも、違反すると罰金まで課せられてしまいますので、要注意!
最高で2000バーツ以下の罰金。
バーツは単純に3倍すればおおよそ日本円に換算できますから、最高額6000円とかなりの高額。
食事の席でタバコが吸いたいときには、吸う前に必ず店員に確認しましょう。
タイの食事でチップは必要なの? いくら払えばいいの?
屋台などでは、もちろんチップは不要です。
高級レストランなどでは会計時にサービス料(10%)が加算されています。その場合のチップも不要です。
ただ、良くサービスしれくれた、料理がとてもおいしかった気持ちとして 10~50バーツ(30~150円)を渡す方もいます。
海外では、良いサービスを受けたければ高い料金を払うのが常識。
場末の食堂でも上質のサービスを受けられる日本とは基本的な考え方が異なります。安い場所で、ぞんざいなサービスは当然。良いサービスを受けたければ、それなりの料金のお店でそれなりの料金を払う、という考え方です。
良いサービスを希望する場合、あらかじめ100バーツ(300円)ほどのチップを渡す、というのはありです。
安いお店に入って、料理をぞんざいにどんと置かれて
「その置き方はなんだ!」
と怒るような行為はなさらないと思いますが、絶対にだめです。安い店なら当然のこと、と現地の人は思っています。
また、人前でののしるようなことはプライドを傷つけられたということで、相手は非常に怒ります。日本人から見たら逆切れされたと思うかもしれませんが、現地ではそのようには受け取られません。常識が異なりますので、日本では通用するお客様は神様的な意識は持ち込まないのが無難です。
店員さんに、人前で恥をかかせると、冗談ではなく命の危険もありえますので、よくよく注意!
タイのレストランのドレスコードは?
高給レストランに入る場合も、それほど厳しいドレスコードはありません。
NGと思われるのは せいぜい下記のような服装くらいです。
・女性・・ビーチサンダル 過度に肌の露出が多い服
・男性・・穴あきジーンズ 半ズボン サンダル履き
街のレストランや食堂、フードコートでは、当然ながらカジュアルな普段着でOKです。
ただ、タイは仏教国なので、どこに行くにしても露出の多い服は敬遠されます。
知っていると便利 タイのグルメ豆知識
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おいしいお店を見分けるコツは
多くの人でにぎわう繁盛店がおいしいのはバンコク共通。
その他タイでは、おいしいお店には緑のどんぶりのマークが掲げられているので目印になります。